「第32回 複合材料セミナープログラム」 2019年2月25日(月)
 
主催者開会ご挨拶 -------------[10:00-10:05]
 
1. PAN系炭素繊維の現状と将来 -------------[10:00-10:50]
世界的な地球環境問題への関心の高まりと共に、炭素繊維への注目度は益々高まっている。特に本素材の特性である「軽い」、「強い」と言う特徴を生かし、自動車用途や風力発電翼用途など、大きな発展を遂げている。本講演ではその市場や用途の観点から、PAN系炭素繊維の現状並びに将来展望について紹介する。

三菱ケミカル株式会社
コンポジット製品事業部
コンポジット事業開発G
グループマネジャー

大橋 英彦 氏
 
2. ピッチ系炭素繊維の現状と将来 -------------[10:50-11:35]
ピッチ系炭素繊維は石炭系ピッチや石油系ピッチを原料とし、結晶構造や繊維形態などの違いにより様々な特徴を有する。このため、耐摩耗性や放熱性の付与から高温炉用断熱材、宇宙機器材料までそれぞれの特性を活かし、幅広い分野で使用されている。本講演ではピッチ系炭素繊維の特徴と用途展開について紹介する。 株式会社クレハ
炭素製品製造部 技術課長
小野 丈樹 氏
 
昼食 -------------[11:35-12:35]
 
3. CFRP部分補強技術による部品軽量化及び車両性能制御の研究 -------------[12:35-13:20]
近年の地球温暖化に伴い,自動車産業においても低炭素化は重要な課題であり燃費を改善することは 自動車産業の重要な使命の一つである。本研究では足回り部品に必要な剛性の向上に着目し,部分補剛 化によって効果を出すための必要な要素技術として,線膨張差の大きい材料,CFRPとALの異材接着 技術の確立を行った内容と、実際にCFRPとALの異材接着技術を用いて,ホイール部品を例にCFRP 部分補剛よる軽量化と車両運動性能の向上の検討結果について述べる。 株式会社本田技術研究所
四輪R&D センター
Chassis 有機材料領域・ 研究員
西 雅章 氏
 
4. プレス機を用いた複合材料成形の現状と将来 -------------[13:20-14:05]

熱可塑性(CFRTP)並びに熱硬化性(CFRP)複合材料のプレス成形を様々な角度から検証し
最適な材料選定、製品設計、金型製作、成形方法を解説する。
複合材料プレス成形においてのプレス機の選定・使い方や周辺機器とのマッチングなど自社開発した成形システムも交えて説明する。

株式会社郷製作所
代表取締役
郷 純一氏

 
5.Advances in Out of Autoclave Thermoplastic and Thermosetting Composite Materials and Processes -------------[14:05-15:05]
In order to support the next generation of composite structures, the industry is looking towards composite materials and processes that can support cost reduction within both moderate rate and high rate production environments. To that end, the presentation will cover select advances in thermosetting and thermoplastic composite materials and the production processes that are being utilized within our industry to support these important growth and cost down initiatives alike.

TenCate Advanced
Composites Holding B.V.
Scott Unger氏

 
コーヒーブレイク -------------[15:05-15:25]
 
6. 最近の日本における航空機用複合材料関係研究プロジェクトの動向 -------------[15:25-16:10]
講師が関係している、航空機用複合材料関係研究プロジェクト(SIP革新的構造材料のCFRP領域、RIMCOF次世代部材プロジェクト)の最新動向について紹介する。とくにCFRP成形中の光ファイバセンサ援用モニタリングによる成形シミュレーションの有効性についても述べる。

国立研究開発法人
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
航空技術部門
構造・複合材技術研究 ユニット
参与 武田 展雄氏

 
7. Composite materials trends and future developments -------------[16:10-17:10]

High performance composite materials are today the state of the art materials consider for more relevant applications in aerospace industry. In order to further increase composite materials application in aerospace business we have to reinforce research activities in the 4 following directions: Multifunctionallity of materials, technologies to reduce material price. Robust manufacturing technologies and recycling and reuse technologies for cured and uncured parts.

AIRBUS
Jose Sanchez Gomez 氏

 
主催者閉会ご挨拶 -------------[17:10-17:15]
 
懇親会 -------------[17:30-19:30]
 

主催:日本化学繊維協会炭素繊維協会委員会
協賛予定(50音順):(一社) 強化プラスチック協会、(一社)繊維学会、先端材料技術協会、(一財)素形材センター、炭素材料学会、(公社)日本材料学会、(公社)日本セラミックス協会、(一社)日本複合材料学会