最近では、一般産業機械の部品として炭素繊維複合材が使われています。
高弾性炭素繊維の低価格化により、コンポジットロールの普及が進み、鉄と同等の剛性で、大幅な軽量化に貢献している。
また、半導体製造装置は液晶パネルの大型化にともない、搬送用アームなど、軽量でかつ超高剛性が求められており、鉄を超える超高弾性率をもつピッチ系炭素繊維の応用が進んでいます。
炭素繊維を加えることで、耐磨耗性を高め、軸受をはじめとする用途への利用も進んでいます。このように汎用樹脂からスーパーエンプラまでさまざまな樹脂との組合せにより炭素繊維の可能性が広がっています。