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PAN系各社の炭素繊維開発の歴史

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1952 米国ではDuPont社オーロンが存在 アクリル繊維の基礎研究着手
1954 米国UCC社が高強力CF"Thornel-25"(レーヨン系)を発表
1957 米国Barnebey-Cheney社 CFトウ,マット,綿(レーヨン系)の販売開始
旭化成等アクリル繊維の企業化を発表
1958 米国National Carbon社(UCCの子会社)、CF織物(レーヨン系)を米空軍研究所(AFML)に納入
1959 大工試 進藤氏がPAN系黒鉛繊維の基本特許(特公昭37-4405, 38-12375)を出願 "トレロン”を商標登録
1960 進藤の研究成果を朝日新聞が報道
1961 進藤、研究成果を大工試報告317号にまとめて発表 東レ 炭素繊維の研究に着手
1962 大工試、日本カーボン、東海電極、松下電器、日東紡がCF研究を実施
進藤特許公告(特公昭37-4405)
1963 英国航空公社(RAE)がPAN系高弾性CFの製造に成功
1964 英国研究公社(NRDC)が高弾性CFの特許を取得、英国にて国家的CF開発プロジェクト発足
日本カーボン、東海電極がCF企業化を発表(大工試法)
1965 英国原子力公社(AERA)がCF量産化研究
1966
1967 Rolls RoyceがCF使用のジェットエンジン実用化試験
1968 CF関係特許3件出願
1969 プレカーサー基礎研究開始 プレカーサー、炭素繊維の研究開発開始
1970 進藤特許ライセンス取得
1971 "トレカ"の商品名でCF商業生産開始
1972 オリムピック社、"トレカ"使いの鮎竿"世紀"を見本市に出展
太平洋マスターズでゲイ・ブリューワーズが優勝、ブラックシャフトブームのきっかけに
炭素繊維パイロット運転開始
1975 事業化決定、量産機稼動
1976 輸入CF、中間材料で市場開発開始
炭素繊維中間材料で事業開始
1977 炭素繊維外部調達 及び 炭素繊維焼成技術導入(ヒトコ社技術導入)
1981 炭素繊維焼成事業開始